高速度鉄道第6号線 桜通線 ラインカラー:赤色
駅の概要 |
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桜通線(高速度鉄道第6号線)鳴子北駅は,平成23年(2011年)3月27日に,地下鉄桜通線の第3期区間(野並〜徳重間)開通の際に開業した,名古屋市営地下鉄で最も新しい駅の一つです.
地上部には市バス野並営業所があります.
この敷地の一部を使って,地下鉄駅開業時に「地下鉄鳴子北バスターミナル」が新設されました.緑区各地を結ぶ市バス路線が多数発着しています.
市バス路線も各方面から,7系統(昼間毎時22本/R5年時点)が集まり,乗換利用者も多く見られます.
駅の管理は,桜通線駅務区今池管区駅の管轄です.
駅務業務委託駅で,平成23年(2011年)3月27日開業時より日本通運に委託されています.
(令和8年4月より,委託先を名古屋鉄道に変更予定.)

▲普通乗車券 |
駅名称 |
鳴子北 |
駅番号 |
S18 |
略号 |
鳴子 |
建設時仮称 |
鳴子北 |
開業 |
平成23年(2011年)3月27日 |
所在地 |
天白区相川一丁目 |
管轄 |
今池管区駅(委託駅) |
ホーム位置 |
深さ14.6m(地下駅) |
ホーム形状 |
島式1面2線 |
ホームの大きさ |
6.2m×125m |
乗車人員 |
5,131人(R1年度) |
出入口数 |
2カ所 |
最寄バス停 |
地下鉄鳴子北 |
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▲H24スタンプラリー図柄 |
ホームは1面2線の島式ホームです. 直線区間の駅です.
駅の画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
鳴子北駅は,東西幹線道路「市道東海通」道路下にあります.
地上部の野並車庫前交差点では,鳴子・大高地区を南北に貫く市道が合流しており,昔から多くの市バス路線が合流する場所です.
駅の北側は自然豊かな相生山緑地が広がっており,駅前らしならぬ光景です.
駅の南側は,バスターミナルを挟んで鳴子池があり,広々とした空間が広がっています.
このように交通の要衝ながら,駅周辺には平地・建物が少なく,市バスとの乗換機能に特化したような駅となっています.

▲鳴子北駅の地上部(野並車庫前交差点) |
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駅の西側は2番出入口(EV併設)です.
バスターミナル&市営住宅の西側に地上平屋の駅舎のような建屋があります.
地上部はトイレと駅員用施設です.駅長室と改札口は地下です.
地上駅舎と直結して,「地下鉄鳴子北バスターミナル」が設置されています.

▲駅西側の2番出入口 地上平屋駅舎あり |

▲地下鉄鳴子北バスターミナル直結 |

▲2番出入口 地上駅舎内部 トイレと職員用施設のみ |

▲地下鉄鳴子北バスターミナル直結 |
駅の東側は1番出入口です.
細い階段のみの,小規模な出入口です.

▲駅東側の小さな1番出入口 |
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駅は地上+地下2層構造で,地下1階がコンコース,地下2階が桜通線ホームです.
東西方向に長いコンコースを持ちますが,改札口は西側1箇所のみです.
駅設計当初は,西側2番出口のみ一般供用し,利用者僅少の東側1番出口は非常口となる計画でした.
しかしながら住民要望により東側も常時開放することになり,長い長い細い通路と1台のみの”ぼっち改札機”が誕生しました.

▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA |

▲2番出口方面のメイン改札口 |

▲1番出口方面のサブ改札口 改札内の様子 |

▲1番出口に続く長い通路 |

▲ホームへ下りる階段と1番出口通路 |

▲主動線の2番出口通路 |

▲同左 地上行きEV・ESCを併設 |
ホームは1面2線の島式ホームです.
可動式ホーム柵は駅新設時より運用されています.
コスト縮減を強く意識したつくりとなっており,ホーム長さは125m(桜通線1期・2期駅は170m)です.
ホーム壁面化粧パネルは一部分だけです.
ホーム幅員は6.2mと狭いため,階段とエスカレータは併設できず別々に設置されています.

▲2番ホーム(太閤通方面) |

▲1番ホーム(徳重方面) |

▲ホーム中央付近 上りエスカレーター |

▲階段付近 |

▲駅名標 |
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