高速度鉄道第6号線 桜通線 ラインカラー:赤色
駅の概要 |
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高岳駅は,平成元年(1989年)9月10日に,地下鉄桜通線の第1期区間(現在の太閤通〜今池間)開通の際に開業した駅です.
駅周辺は,幹線道路沿いにオフィスビルが立ち並んでいます.
その周辺は住宅街です.都心にも近いことから近年はマンションも増えてきています.
駅の管理は,桜通線駅務区今池管区駅の所管です.

▲普通乗車券 |
駅名称 |
高岳 |
駅番号 |
S06 |
略号 |
高岳 |
建設時仮称 |
高岳 |
開業 |
平成元年(1989年)9月10日 |
所在地 |
東区東桜二丁目 |
管轄 |
今池管区駅(直営駅) |
ホーム位置 |
深さ18.9m(地下駅) |
ホーム形状 |
島式1面2線 |
ホームの大きさ |
18.9m×170m |
乗車人員 |
9,387人(R1年度) |
出入口数 |
4カ所 |
最寄バス停 |
高岳 |
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 ▲H24スタンプラリー図柄 |
ホームは1面2線の島式ホームです.幅員は18.9mあります. 久屋大通方,車道方ともにシールドトンネルです.
駅の画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
桜通線は,東西幹線道路の桜通(国道19号)の地下を走っています.
空港線(国道41号)と交差する高岳交差点の東側に高岳駅はあります.
駅の北東方,2番出入口の先,桜通泉2丁目交差点から北に全長約1. 4kmの「オオカンザクラの並木道」が続いています. 市内でいち早く花見ができる名所です.
駅の南方,住宅街の中に中華人民共和国総領事館があります. このため桜通の路肩で常時警察車両が警戒にあたっています.

▲高岳駅の位置と出入口配置 |

▲桜通(R19)を東から西方向に望む |

▲1番出入口 |

▲2番出入口 駐輪車両があふれている |

▲高岳バス停とEV出入口 |

▲EV出入口は市施設の一角にある |
地上の8車線ある道路もさることながら,地下2層構造の地下鉄駅構造物も広大です.
改札口は駅中央部の1か所ですが,地上出口が東西端部にあることから,東西に長いコンコースを持ちます.
さらに道路中央部の共同溝があることから,地下1階相当部分が使えず,単独駅ながらホームが地上から18.9mと深い位置にホームがあります.
また,共同溝の両側から掘削して駅を建設したことから,非常に幅広な通路となっています.
(通常3径間のところ,高岳駅は4径間)
巨大な地下空間に比べ,乗降客数は多くなく,常に閑散としている印象です.
この余裕ある地下空間を生かし,地下鉄8号線(計画線)乗換通路を建設する構想がありました.
新線計画>8号線計画

▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA |

▲B1階 ラチ外コンコース(西側) 1番,4番出口,トイレ方面 |

▲B1階 ラチ外コンコース(東側) 2番,3番出口,EV出口方面 |

▲コンコース東端 3番出口 |

▲コンコース北東端 EV出口・2番出口 |

▲コンコース壁画 |

▲B1階 ラチ内コンコース |
地下1階コンコースと同様に,地下2階も広大な空間です.
2面4線の駅が造れそうな空間に,1面2線の島式ホームがあります.
ホームの大きさは,久屋大通駅と同じく長さ170m×幅18.9mもあります.
テニスコート(23.77m×10.97m)が余裕で作れ,野球もできます(マウンドからバッターボックスまで18.4m).
駅アクセントカラーは,茶色です.

▲地下2階 幅18.9mホーム 西端より望む |

▲ホーム東端より望む 2番線側 |

▲2番線 直線ホーム |

▲ホーム中央の階段ESC |

▲駅名標 |
その他画像 |
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駅周辺や駅構内のその他画像を掲載します.
高岳駅の住所は東桜二丁目です.かつては高岳町(たかおかちょう)という地名でした.
由来は,駅の北約100mに位置する浄土宗高岳院(徳川家康の八男,仙千代の菩提寺)とされています.
高岳町は消滅しましたが,交差点名が高岳,周辺ビル名称にも高岳が使われるなど,地区の通称として残っています.
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