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運転指令室は,地下鉄がダイヤに基づき安全円滑に運行されるよう,各所に指令を与える列車運行の中枢部です. 運転指令室では,信号やポイントを遠隔操作するCTC装置や列車進路を自動構成するPTC装置,列車の運行が一目で分かる運行表示盤が置かれ,運転指令員が常時監視に当たります. ![]() 他社局では,運転指令(輸送指令)部門の他に,施設指令部門や電力指令部門,信号通信指令部門も含め一体運用を行う「総合指令所」を設置する事業者もありますが,名古屋市の場合は当ページで紹介する「運転指令室」とは別に「電気指令室」が設けられており,一体運用は行われていません.
各路線開業当初の運転指令室について分かる範囲で紹介します. ![]()
昭和32年(1957年)11月の東山線開業と同時に,東山線栄町駅ホーム西端部に「運転指令室」が設けられました. 「栄運転指令室」では,東山線全線と名城線全線(大曽根〜名古屋港・新瑞橋)の指令業務を担いました. 平成11年(1999年)12月に名城線の指令業務が「現指令室」に移転されました.
昭和52年(1977年)3月の鶴舞線開業と同時に,鶴舞線上前津駅構内に「上前津運転指令室」が設けられました. 「上前津(第二)運転指令室」では,鶴舞線全線と桜通線全線の指令業務を担いました. 正確な時期は不明ですが,平成23年(2011年)3月の桜通線徳重延伸を前に桜通線の指令業務が「現指令室」に移転され,平成24年(2012年)には鶴舞線の指令業務も移転され,35年間運用された上前津(第二)運転指令室は閉鎖されました.
平成15年(2003年)3月の上飯田線開業と同時に,上飯田線上飯田駅(名鉄管理駅)に1駅間800m区間のみを所管する「上飯田運転指令室」が設けられました. 正確な時期は不明ですが,平成19年(2007年)4月の運転業務の名鉄委託開始の前に,指令業務が「現指令室」に移転され,閉鎖されたものと思われます.
平成12年1月の名城線砂田橋延伸を前に,手狭な栄運転指令室に代わり,平成11年(1999年)12月に「(現在の)運転指令室」が新たに設置され,名城線全線の指令業務を始めました. 以降,施設を拡張しながら,分散していた運転指令機能を集約し,現在では1箇所で地下鉄全線の指令業務を行っています. 平成16年(2004年)3月27日東山線ATC化に合わせて東山線の指令業務を開始. 令和2年6月現在,運転指令室長,副長以下47名が所属する組織構成です.
※名古屋市交通局の名称は「運転指令室」で,司令室,司令所,指令所ではありません. 【参考文献】 |
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