高速度鉄道第3号線「鶴舞線」 ラインカラー:水色
駅の概要 |
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鶴舞線鶴舞駅は,昭和52年(1977年)3月18日の鶴舞線第一期(伏見駅〜八事駅間)開業時に設置されました.
JR中央本線鶴舞駅(昭和12年開業)との乗換駅です.
地下鉄線路と駅舎は鶴舞公園前交差点の下にあります.
駅の西側に保守基地があること,駅の東側にJR駅や公園に続く通路があることから,東西方向に長い駅です.
桜の名所100選にも選定されている鶴舞公園は駅のすぐ東側にあります.
鶴舞公園でイベントが開催されるほか,市公会堂があります. 鶴舞公園内には噴水塔や古墳など歴史的建造物が点在するほか,鶴舞中央図書館などの文化施設もあります.
公園北側に名古屋大学病院が,東側には名古屋工業大学があり,南側にはオープンイノベーション拠点「STATION Ai」も開設されました.
JR乗換利用者や公園利用者など利用者の多い駅です.
駅の管理は,駅務部門である鶴舞線駅務区上前津管区駅の管轄です.

▲普通乗車券 |
駅名称 |
鶴舞 |
駅番号 |
T10 |
略号 |
鶴舞 |
建設時仮称 |
鶴舞 |
開業 |
昭和52年(1977年)3月18日 |
所在地 |
中区千代田二丁目 |
管轄 |
上前津管区駅(直営駅) |
ホーム位置 |
深さ13.6m(地下駅) |
ホーム形状 |
相対式2面2線 |
ホームの大きさ |
3.5m×170m |
乗車人員 |
14,826人(R1年度) |
出入口数 |
6カ所 |
最寄バス停 |
鶴舞公園前 |
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 ▲H24スタンプラリー図柄 |
ホームは2面2線の相対式ホームです. 上前津方に渡り線と,保守基地があります.
駅の画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
地下鉄鶴舞線は東西道路「大須通」の地下を走っています.
地下鉄鶴舞駅は,東西道路「大須通」と南北幹線道路「空港線」が交差する鶴舞公園前交差点の下にあります.
鶴舞公園前交差点は五差路です.すぐ南側の鶴舞交差点(三叉路)とあわせて,車線数が多く複雑だが視認性が悪いなどの理由で,名古屋で1番難しい交差点と言われることもあります.
駅出入口は,交差点の西側に2箇所,交差点の東側(JR駅・公園側)に4箇所設置されています.
EV出入口は地上部の横断歩道と一体構造(B1地下鉄〜地上〜2F横断歩道)となっています.

▲地下鉄鶴舞駅の出入口案内図 |

▲鶴舞公園前交差点 |

▲鶴舞公園前交差点 西角の1番6番出入口 |

▲交差点北西角の1番出入口 |

▲交差点南西角の6番出入口 |

▲横断歩道直結の3層EV出入口 |

▲5番出入口 中央図書館はこちらから |

▲JR鶴舞駅公園口と地下鉄3番出入口 |

▲鶴舞公園内の4番出入口 |

▲鶴舞公園噴水塔 |
地下鉄鶴舞駅は東西方向に長い駅ですが,駅構造物自体は地下2層の単純な構造です.

▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA |
改札口は1箇所です. 改札横にコンビニ店舗がありました(R7年時点閉店). 改札口すぐの出入口は1番と6番出入口です.

▲ラチ内コンコース |

▲改札口をラチ外から望む |

▲ラチ外コンコース 左右に1番・6番出入口あり |

▲R7年までコンビニあり |
令和5年度(2023年度)に,駅構内トイレがリニューアルされました.
鶴舞公園からイメージする「鶴」「桜」「四季折々の自然」をモチーフとしたデザインとなっています.

▲B1階コンコースにあるトイレ R5年度リニューアル |

▲鶴舞公園の自然や鶴をイメージしたデザイン |

▲男子トイレ内部の様子 |
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駅長室,トイレの先に,EV出入口と2番〜5番出入口があります. JR線乗換は3番出入口です.

▲EV出入口 両脇にツルが舞うタイル壁画あり |

▲各出入口分岐点 |

▲2番・3番出入口 |
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ホームは地下2階です.
2面2線の相対式ホームです.緩やかな曲線区間にあります.
令和7年7月に可動式ホーム柵が設置されました.

▲1番ホーム(赤池方面) |

▲2番ホーム(上小田井方面) |

▲JR乗換駅のためか階段下に広い空間を確保 |

▲ホーム中央部 |

▲駅名標 |

▲駅名標 |
その他画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
駅名の由来は,駅周辺の町名である鶴舞(つるまい)です.
町名と駅名は「つるまい」ですが,施設名称は「つるまい」と「つるま」が混在しています.
→鶴舞公園(つるまこうえん),鶴舞中央図書館(つるま〜)など.
名前の由来は,鶴が舞っていた雅な土地だった訳ではなく,「水が流れるところ」を意味するツルという地形を表す地名で,字名が「ツルマ」でした.これに鶴舞という漢字を当てています.
昭和3年,鶴舞公園(つるまこうえん)にて開催された博覧会にあわせて国鉄が鶴舞公園前駅(つるまいこうえんまええき)を臨時設置し,昭和12年に鶴舞駅(つるまいえき)として正式開業.以降,「つるまい」が優勢となっていきました.
鶴舞駅のホーム西側(上前津方)には渡り線と保守用側線があります. 鶴舞線第1期開業区間の保守基地として設けられました.
当時の事務所は,駅から南へ約400mほど離れた公団七本松団地(現在のURアーバンラフレ鶴舞公園)の中にありました.


▲鶴舞駅 西側の渡り線と保守基地 2番ホーム上り線側より望む |

▲同左 1番ホーム下り線側より望む |
令和7年7月に可動式ホーム柵が設置される以前の様子です.

▲2番ホーム(上小田井方面) |

▲ホーム中央付近 |

▲ホーム中央付近 |

▲旧デザインの駅名標 |
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