高速度鉄道第3号線「鶴舞線」 ラインカラー:水色
駅の概要 |
 |
伏見駅は,昭和32年(1957年)11月15日の名古屋市営地下鉄開業と同時に設置された,最も古い駅の一つです.
開業当時の駅名称は「伏見町」でした.
昭和41年(1966年)6月1日に,現在の「伏見」に改称されています.
昭和52年(1977年)3月18日に鶴舞線が開業し,乗換駅となりました.
令和元年(2019年)12月11日には駅ナカ商業施設「ヨリマチFUSHIMI」が開業しています.
平日はビジネス街の駅として,休日は科学館や御園座最寄駅として,大勢の乗降客で賑わっています.
名古屋駅と栄駅の中間に位置し,東山線と鶴舞線の乗換駅として,大勢の乗換客にも利用されています.
駅業務は,駅務部門である鶴舞線駅務区上前津管区駅が担当しています.
以前は駅構内に管区駅長室が所在しており,組織名称も伏見管区駅でした.
東山線伏見駅は別ページに掲載

▲普通乗車券 |
駅名称 |
伏見 |
駅番号 |
T07 H09 |
略号 |
伏見 |
建設時仮称 |
伏見町 |
開業(鶴舞線) |
昭和52(1977年)3月18日 |
所在地 |
中区錦二丁目 |
管轄 |
上前津管区駅(直営駅) |
ホーム位置 |
深さ17.7m(地下駅) |
ホーム形状 |
相対式2面2線 |
ホームの大きさ |
7.0m×170m |
乗車人員 |
49,937人(R1年度) |
出入口数 |
10カ所 |
最寄バス停 |
広小路伏見 |
|
 ▲H24スタンプラリー図柄 |
ホームは2面2線の相対式ホームです.直線区間にあります.
昭和52年3月から昭和56年11月まで終着駅であり,大須観音方にシーサース(両渡り線)がありました.
浄心延伸に伴い撤去されています.

▲鶴舞線伏見駅の配線図 |

▲伏見駅の大須観音方のSC跡 |
駅の画像 |
 |
駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
地上は,東西幹線道路「錦通」と南北幹線道路「伏見通・国道19号」が交差する交通の要所です.
地下鉄東山線は「錦通」の下,鶴舞線は国道22号「伏見通」の下にあります.
駅周辺はビジネス街で,中高層ビルが林立しています.
近年は高層マンションの開発も行われています.

▲錦通伏見交差点 南方向を望む |

▲錦通伏見交差点 東方向を望む |
伏見駅の地下1階コンコースは東山線で南北に分断されています. 当頁では駅南側の2〜9番出入口を紹介します.
駅北側の1番10番出入口は 東山線ページをご覧ください.
2〜9番出入口は,広小路伏見交差点の四角八方面に広がる出入口です.
4〜5番出入口は交差点南東角地の日土地ビルと接続しています. 2〜3番出入口と8〜9番出入口は,歩道上に立ち上がる階段出入口です.
6〜7番出入口も階段出入口でしたが,地上エレベーター新設のため,令和4年8月から6番を一時閉鎖,7番出入口を廃止して工事が行われています.
新しいエレベーターの供用開始は令和8年1月末の予定です.

▲伏見駅の出入口配置 |
▲7番出入口EV設置工事完了後に紹介します |
伏見駅は駅構内案内図を見ると地下2層となっていますが,実際は地下3層構造の駅です.
地下1階は,東山線ホームと南北に長いコンコースがあります.
地下3階は,鶴舞線ホームです. 地下1階コンコースと地下3階ホームを結ぶ昇降施設は3ヶ所あります(北改札・中改札・南改札).
地下1階の東山線北側は,北改札口(1番10番出口)があります.
地下1階の東山線南側は,中改札口と南改札口があり,その間(ラチ外)は駅ナカ商業施設「ヨリマチFUSHIMI」と2番〜9番出口があります.
案内図には表示されない地下2階の秘密エリアは,国土交通省管理の共同溝が南北に通っています.

▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA ※休止出入口を追記 |
東山線1番線(藤が丘方面ホーム)の北側には北改札口があります.
ラチ内には店舗1区画(コンビニ),鶴舞線乗換階段があります.
ラチ外は,1番出入口と10番出入口(名古屋インターシティビル直結・EV併設)です.
 |

▲北改札口ラチ内コンコースから,高い位置にある東山線1番線ホームを望む |

▲北改札口ラチ内コンコース 売店あり |

▲北改札口ラチ内 左右に鶴舞線ホームに降りる階段あり |

▲北改札口ラチ外 |

▲北改札口ラチ外コンコース(10番出入口) |
 |
駅構内の様子(地下1階コンコース/中改札〜ヨリマチFushimi〜南改札) |
 |
 |
東山線2番線(高畑方面ホーム)の南側には中改札口があります. ラチ内には鶴舞線乗換階段があります. 駅の南端には,鶴舞線専用の南改札口があります.
中改札口と南改札口間(ラチ外)は,2番〜9番出口と,令和元年に開業した駅ナカ商業施設「ヨリマチFUSHIMI」があります.
 |
(画像準備中) ▲東山線乗換階段と中改札 |
ホームは2面2線の相対式ホームです. 鶴舞線で最も利用者が多く,東山線との乗換で混雑するため,ホーム幅員は広めです. ホームは現行6両組成に対し8両分の長さがあることに加え,東山線1番線乗換通路もあり,南北方向に長い駅となっています. 令和7年(2025年)4月に可動式ホーム柵が整備されました.
 |

▲B3階鶴舞線3番ホーム(赤池方面) |

▲鶴舞線〜北改札方面連絡通路 |

▲B3階鶴舞線4番ホーム(上小田井方面) |

▲鶴舞線〜中改札方面ES階段 |

▲同左 混雑する階段付近は幅広に作られている |

▲鶴舞線の標準ホーム幅員(3.5m)の倍となる幅員7.0mある伏見駅ホーム |

▲鶴舞線〜南改札方面ES階段 (東山線乗換不可) |

▲鶴舞線ホーム側面の案内サイン類 |

▲鶴舞線伏見駅名標 |

▲ホーム柵駅名表示等 |
|
その他画像 |
 |
伏見駅(主に鶴舞線側)その他画像等を紹介します.
令和元年12月の駅ナカ商業施設「ヨリマチFUSHIMI」開業前後の,コンコース(改札外通路)の変化を紹介します.
 |
R5年 AIを活用したエスカレーター安全利用促進の実証 |
 |
 |
名古屋市が取り組むエスカレーター安全利用促進(令和5年10月条例施行)のため,令和5〜6年度に「LiDARセンサーとAIを活用したエスカレーター安全利用促進の社会実証プロジェクト」が,地下鉄伏見駅にて行われました.
実証事業者は有限会社来栖川電算です.
・伏見駅エスカレーター(ES7/ES8)に,高精度LiDARセンサー3台設置
(人物検知AIデータ学習,AIを使った検知システム構築)
・AI自動検知による注意喚起・安全利用促進システムの実証
(エスカレーターを歩く人をAIが検知し,警告を発する)
・エスカレーター利用者の行動変容を促せるか検証

▲社会実証が行われた長いエスカレーター B1東山線中改札〜B3鶴舞線ホーム |

▲社会実証の様子 地下鉄伏見駅ESCに設置されたセンサ等 |
令和7年4月に可動式ホーム柵が設置される以前の様子です.

▲駅名標(内照式) |

▲駅名標(非内照式) |

▲ホーム柵設置前の鶴舞線ホーム |

▲ホーム柵設置前の鶴舞線ホーム |
▼もどる
|