高速度鉄道第3号線「鶴舞線」 ラインカラー:水色
駅の概要 |
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丸の内駅は,昭和56年(1981年)11月27日の地下鉄鶴舞線(浄心〜伏見)の開通延伸と同時に開業しました.
平成元年(1989年)9月10日に地下鉄桜通線が開通し,2路線の乗換駅となりました.
桜通線丸の内駅紹介ページはこちら
計画当初は,3路線の乗換駅となる構想があったこと,鶴舞線〜桜通線連絡線があることなどから,鶴舞線ホームと桜通線ホームが離れた位置に設置されています.
乗換には徒歩5〜6分を要するため,乗換駅としては不便な構造です.
詳細は 新線計画>7号線丸の内駅
駅周辺は,大通り沿いを中心に中高層オフィスビルが多く建ち並んでいます.
日本銀行名古屋支店が所在することもあり,銀行・金融関係の事務所が多くあります.
また裁判所等がある三の丸地区に近いこともあり,弁護士等の士業関係の事務所も多くあります.
その他主要な周辺施設として,愛知県図書館があります.
大通りから街区に入ると,分譲マンションも多く建ち並んでいます.
このため,他のビジネス街よりも,少し落ち着いた雰囲気の業務中心の街が広がっています.
駅の管理は,令和4年(2022年)7月に,駅務部門の桜通線駅務区今池管区駅から,運転部門の鶴舞線運転区の所管に変更されました.

▲普通乗車券 |
駅名称 |
丸の内 |
駅番号 |
T06 S04 |
略号 |
丸内 |
建設時仮称 |
丸の内 |
開業 |
昭和56年(1981年)11月27日 |
所在地 |
中区錦二丁目 |
管轄 |
鶴舞線運転区(直営駅) |
ホーム位置 |
深さ18.2m(地下駅) |
ホーム形状 |
島式1面2線 |
ホームの大きさ |
10.1m×170m |
乗車人員 |
19,723人(R1年度) |
出入口数 |
8カ所 |
最寄バス停 |
桜通伏見,愛知県図書館 |
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 ▲H24スタンプラリー図柄 |
鶴舞線ホームは1面2線の島式ホームです.
伏見方の渡り線(分岐器)は昭和56年の開業時にはありませんでした.
昭和63年の桜通線連絡線の建設時に,渡り線も一緒に追加敷設されました.
下り線(1番線)側から桜通線連絡線が分岐しており,下り線は上下両方向からの発着が可能です.
駅の画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
丸の内駅は,鶴舞線ホームと桜通線ホームが離れた位置にあります.
南北方向の鶴舞線ホームは,伏見通の下にあります. 伏見通の出入口は,1番,2番,7番,8番の4箇所+EVです.
出入口は令和7年の駅リフレッシュ工事の際に改修されました. それまでは鶴舞線開業当初のサインが残っていました.

▲丸の内駅ホームの位置と出入口配置 |

▲伏見通 |

▲伏見通にある7番出入口 |

▲同左 R6年度に改修(リフレッシュ) |

▲出入口横のデザイン |

▲エレベーター出入口 |

▲桜通線と鶴舞線の位置関係 |
桜通線と鶴舞線は離れた位置にあり,その結果,広大な駅構内を有しています. 地下1階に鶴舞線側の北改札口が,地下2階相当に桜通線側の東改札口があり,ラチ外通路で接続されています.
桜通線ホームは地下4階相当です. 鶴舞線ホームは地下2階です. これらを結ぶ,経路が複雑なラチ内通路もあります. |
鶴舞線側は,地下2層構造です.
地下1階に北改札口があります.南北方向に長いラチ外通路が続きます. 地下2階に鶴舞線ホームがあります.

▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA |
地下1階に位置する北改札口のある鶴舞線コンコースエリアは,昭和56年(1981年)に建設されました. 駅デザインは,鶴舞線各駅で見られる黄土色タイルが多用されています.
鶴舞線コンコースの中央付近に「北改札口」があります.
北改札口の正面には地上EVがあります. 4箇所ある階段出入口は改札から離れた位置にあり,桜通線連絡通路もあることから,ラチ外コンコースは南北に長く伸びています.

▲北改札口付近の様子 |

▲北改札口 改札の正面はEV出口 改札横に店舗区画があるも空室が続く |

▲改札内通路の様子 |

▲北改札口付近の壁画 |

▲鶴舞線コンコースの南端(2番・7番出口) さらに南に向かって桜通線連絡通路が続く |
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鶴舞線コンコースの南方は,桜通線に続く長い長い連絡通路につながっています.
改札内通路と改札外通路が隣接・平行していますが,改札口は設けられていません.
改札内通路は鶴舞線の直上にあるため直線的な通路です.
一方,改札外通路は連絡線の直上にあるため,鉄道特有の曲線を描きます.
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▲鶴舞線ホームに下りる階段〜改札内連絡通路 |

▲改札外連絡通路 |

▲改札内連絡通路 |
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▲丸の内駅展示コーナー 長い壁面を活用した無料展示貸し出しスペース |
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▲鶴舞線構造物の南端(この先桜通線エリア) |
ホームは,鶴舞線では少数派の1面2線の島式ホームです.
ホーム中央に北改札方面の階段&EVがあります.
ホーム南端に桜通線乗換通路方面の階段&EVがあります.
令和5年度にホームの南半分(中央階段〜南階段)が冷房化されました.
令和6年度にはリフレッシュと案内サイン更新,可動式ホーム柵が設置されました.
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▲(2) B2階ホーム南側(乗換通路側)より望む |

▲(2) 1番線(赤池方面)ホーム |

▲(1) B2階ホーム南端の乗換通路 |

▲(3) ホーム中央付近 北改札に続く階段 |

▲R5年 ホーム南半分を冷房化 (ホーム柵設置以前の様子) |

▲北改札に続くエレベーター |

▲(4) B2階ホーム北側より望む |

▲(4) 2番線(上小田井方面)ホーム |

▲駅名標 |
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その他画像 |
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丸の内駅(鶴舞線側)その他画像を掲載します.
丸の内駅の地上出入口は,都心部の乗換駅にもかかわらず,最近まで開業時の古いサインが残っていました.
(令和6年度の駅リフレッシュの際に出入口の改装も行われ,古いサインは撤去されました.)

▲以前の7番出入口 |

▲同左 |

▲昔ながらの出入口サイン(8番出入口) |
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令和7年3月に可動式ホーム柵が設置される以前の様子です.

▲B2階鶴舞線ホームを北側より望む |

▲B2階鶴舞線ホームを南側より望む |

▲ホーム中央 北改札に上る階段 |

▲ホーム南端 桜通線乗換通路に上る階段 |
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