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 高速度鉄道第2号線「名城線」  ラインカラー:紫色

駅の概要

 地下鉄名城公園駅は,昭和46年(1971年)12月20日の名城線市役所駅(現在の名古屋城駅)〜大曽根駅間の延伸時に開業した中間駅です.

 名城線は名古屋城駅から南北幹線道路「大津通」の地下を走ってきますが,当駅手前で民地の下に入ります.
 名城公園駅は民地の下にある珍しい駅です.

 名古屋市最大の観光スポットである「名古屋城」の最寄駅は1駅隣の名古屋城駅ですが,以前は市役所駅という名称だったこともあり,名城公園駅=名古屋城の最寄だと思い当駅で下車する観光客が多く,駅名改称前は市役所駅を利用するよう車内アナウンスや駅構内に案内物が掲示されていました.

 駅の西側には名城公園北園が広がっています.
 駅の東側は住宅街で,市営住宅が立ち並んでいます.

 以前は主に周辺住民の利用が中心でしたが,平成26年(2014年)に駅の南側に愛知学院大学名城公園キャンパスが,令和4年(2022年)に駅の直上に名古屋造形大学が開設され学生の利用が増えました.
 また名城公園北園では平成29年(2017年)に公園商業施設tonarino(トナリノ)が開業,さらに令和7年(2025年)には最大収容人数17千人の愛知国際アリーナ(IGアリーナ)が開業し,駅周辺環境が一変.若い世代の多いイベント多客駅となりました.
 これに合わせ,令和7年までに,駅出入口通路の増設と,駅内装の全面リニューアルが行われ,見た目は全く新しい駅に生まれ変わりました.

 駅の管理は,駅務部門である名城線北部駅務区栄管区駅の管轄です.

 


▲普通乗車券
駅名称 名城公園
駅番号 M08
略号 名公(←名城)
建設時仮称 名城公園
開業 昭和46(1971)年12月20日
所在地 北区名城二丁目
管轄 栄管区駅(直営駅)
ホーム位置 深さ13.3m(地下駅)
ホーム形状 島式1面2線
ホームの大きさ 11.0m×110m
乗車人員 5,394人(R1年度)
出入口数 2カ所
最寄バス停 名城公園


▲H24スタンプラリー図柄

 

 

 配線図

 ホームは1面2線の島式ホームです.
 名古屋城駅側は複線開削(箱型)トンネル,黒川駅方は単線開削(箱型)トンネルののちシールドトンネルです.

 

 

 

駅の画像

 駅周辺や駅構内の様子を紹介します.

 地上の様子

 名城公園駅は,南北幹線道路「大津通」の東側,名古屋造形大学の真下に位置します.
 荷重制限があるため,大学校舎は門型のような形をしています.よく見ると大学内に地下鉄通気口もあります.
 出入口は,造形大学の北側に1番出口とEV出口があります.


▲地上地図

▲名城線構造物と大学の位置関係


▲名古屋造形大学構内にある地下鉄通気口


▲大学北側にあるEV出入口


▲大学北側にある1番・EV出入口


▲1番出入口


▲1番出入口(屋根上に空調機器類あり)
 

 造形大学の南側に2〜4番出口があります.
 従来の駅出入口は2番出口のみでしたが,アリーナ開業にあわせて地下横断通路と3・4番出口が新設されました.
 EV2基はアリーナ2階デッキにも直通しています.


▲リニューアルされた2番出入口
 と新設された南側EV出入口

▲新設された3番出入口


▲新設された4番出口


▲名城公園側EVは地下〜地上〜2階直通
 アリーナにも直接アクセス可能

 

 

 駅構内の様子(地下1階コンコース)

 名城公園駅は,地下2層構造の駅です.
 南北方向に駅構内通路が通っており,改札口は中央部に1ヶ所です.出入口は北端と南端にあります.

 令和4〜7年のリニューアルで大改造され,地下1階のレイアウトは通路の位置が変わるなど一新されました.


▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA

 

 改札口付近は,アリーナ開業に合わせて改札機が増台され,位置も変更されました.
 移設された改札BOXは改札機に隣接しておらず,通路を挟んだ位置にあります.


▲駅中央にある改札口
 改札BOXが離れた場所にある

▲改札口の北側ラチ外通路
 かつて北側にもあった改札機は撤去


▲改札口と改札機


▲無人の有人通路

 ホームに続く階段の天井は鏡のようになっており,揺らぐ水面をイメージしています.


▲ラチ内通路とホームに続く階段

▲鏡のような天井パネルが特徴的


▲B2ホーム〜B1コンコース階段


▲壁や柱タイルなどは土をイメージ

 

 1番出口・EV出口付近には,アリーナ開業に合わせて増台されたロッカーがあります.
 これに加えて駅構内店舗を新設する計画でしたが,応募事業者がおらず頓挫しています.


▲改札口〜1番出口通路

▲改札口〜1番出口通路


▲1番出口付近にロッカーとEVあり


▲1番出口


▲1番出口付近のロッカー
 

 

 改札口から2番出口に向かう長い通路は,R7リニューアルにて通路の位置と駅務諸室の配置が入れ替えられました.
 改札口付近に駅長室が,2番出口付近にトイレがあります.


▲改札口〜2,3,4番出口通路

▲改札口と券売機が離れた場所にある


▲駅構内南端部のトイレ


▲駅構内南端部から改札口方面を望む


▲駅構内トイレ


▲同左 男性用トイレ内部

 通路部の脇には休憩スペースが新設されています.
 デザインコンセプトは
「Komorebi(こもれび)」
 木の下にいるような自然を感じ,曲線的な温かみのあるデザインとし,親子で使いやすい「子ども・子育てサポートベンチ」も設置されています.


▲改札口〜2,3,4番出口通路の途中にある休憩スペース

▲木の下にいるようなデザイン


▲子ども・子育てサポートベンチ


▲絵画等を展示

 

 3〜4番出口は,令和7年7月に新設された地下通路です.

 アリーナ開業や名城公園再整備にともない公園利用者の増加が見込まれることから,地上に出ることなく大通り(大津通)を横断できるよう,令和2〜8年度にかけて,市緑政土木局が延長約130mの地下横断通路を整備しました.
 総事業費は約36億円です.
 地下横断通路の出入口は地下鉄3・4番出入口の名称で,一部を除き始発から終電まで使えるなど,地下鉄駅と一体となって供用されています.


▲既存駅部分とR7年新設通路部分

▲正面は2番出口(既設)
 手前を左に曲がり新設通路へ


▲新設通路 2番出口〜3番出口


▲新設通路 3番出口
 愛知学院大学はこちら


▲新設通路 3番出口〜4番出口


▲新設通路 4番出口
 名城公園北園・アリーナはこちら


▲新設通路 エレベーター出口2基
 

 

 

 駅構内の様子(地下2階ホーム)

 ホームは1面2線の島式ホームです.
 令和2年9月に可動式ホーム柵が設置されました.

 令和7年に内装リニューアルと冷房化されました.
 他のリニューアル駅同様に,全体的に白色ベースの明るい駅となりました.
 アクセントカラーとして,軌道敷側壁パネルや階段周り,エレベーターには茶色が多用されています.


▲1番ホーム(左回り・栄方面)

▲2番ホーム(右回り・大曽根方面)


▲名古屋城方ホーム端


▲黒川方 空間が広くベンチも多数あり


▲階段その1


▲階段その2


▲エレベーター


▲駅名標

 

 

 

画像ギャラリー 駅リニューアル前の様子

 駅リニューアル(令和4年11月〜令和7年6月)前後の様子を紹介します.

 駅構内の新旧比較(地下1階コンコース・地上出入口)

 令和7年(2025年),駅に隣接する名城公園北園に,IGアリーナ(愛知県新体育館)が開業しました.
 これに間に合わせるように,地下鉄名城公園駅では,コンコースのレイアウト変更(駅務諸室,トイレ等移転),休憩スペース新設,ホーム冷房化,構内店舗新設などの大規模リニューアルが行われました.

 コンセプトは「水と土」です.
 かつて名城公園周辺にあった尾張藩主の庭園の池や堀川からの水を,公園の地面や樹木から土をイメージし,歴史を生かしたデザインとなっています.
 鏡のような天井は水をイメージしています.
 壁や柱タイルなどは土をイメージしています.

 

改修前 → → 改修後


▲改修前 ラチ内コンコース


▲改修後 ラチ内コンコース


▲改修前 改札口(ラチ内)


▲改修後 改札口(ラチ内)


▲改修前 改札口(ラチ外)


▲改修後 改札口(ラチ外)


▲改修前 1番・EV出口付近


▲改修後 1番・EV出口付近


▲改修前 改札口〜1番出口通路


▲改修後 改札口〜1番出口通路


▲改修前 EV出口


▲改修後 EV出口


▲改修前 1番出口


▲改修後 1番出口
改修前 → → 改修後


▲改修前 改札口〜2番出口通路
 駅務諸室は右側


▲改修後 改札口〜2番出口通路
 駅務諸室は左側


▲改修前 2番出口


▲改修後 2番出口+新設通路


▲改修前 通路壁面の展示物


▲改修後 通路の一部を休憩スペースに
改修前 → → 改修後


▲改修前 1番出入口(地上上家)


▲改修後 1番出入口(地上上家)


▲改修前 1番出入口


▲改修後 1番出入口


▲改修前 EV出入口
 


▲改修前 2番出入口


▲工事中につき画像は後日差し替え


▲改修前 進次郎構文
 

 

 

 駅構内の新旧比較(地下2階ホーム)

 地下2階ホームです.

改修前 → → 改修後


▲改修前 2番線側


▲改修後 2番線側


▲改修前 昭和46年デザイン


▲改修後 白く明るい駅へ


▲改修前 階段付近


▲改修後 階段付近


▲改修前 EV・階段付近


▲改修後 EV・階段付近


▲改修前 黒川方のベンチ


▲改修後 黒川方のベンチ


▲旧駅名標


▲新駅名標

 

 

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 (C)まるはち交通センター製作委員会