平成23年の台風15号による道路崩壊に伴う迂回運行の記録です．

台風15号による市バス運行への影響

　平成23年9月20日午後，東海地方を襲った台風15号の影響により，名古屋市内の一部地区に避難指示が発令されました．

　避難指示学区【北区】味鋺，西味鋺，楠，楠西，【守山区】瀬古，二城，鳥羽見，白沢

　これに伴い，上記学区を通る市バス16系統が15時より運休しました．

　【運休系統】
　名駅12，幹栄1，栄11，栄15，上社12，千種13，曽根11，曽根13，黒川11，茶屋11，小田11，小幡11，守山11，守山巡回，楠巡回，山田巡回

道路崩壊による交通規制に伴う市バス迂回運行

　避難指示は夜間解除されましたが，守山区上志段味東谷の道路が崩壊し，志段味巡回系統の南原〜大久手池間が通行止めとなりました．
　このため，翌9月21日始発から3月1日10時までの長期間にわたり，南原，大久手池，勝手塚の3停留所を休止して，東原〜新東谷橋南間の迂回運行が行われました．

▲交通規制に伴う迂回経路図（破線が本来の経路）

	通行止区間（南原〜大久手池）

▲長期間にわたり通行止となった市バス経路	▲盛土が崩壊した道路
▲休止された南原停留所

	迂回運行区間（東原〜新東谷橋南）

　迂回道路（古山田〜野添橋）は中央車線のない狭隘道路でした．
　しかも迂回車両が多数通行するため，大型車同士の離合に時間がかかり，大幅に遅延することもありました．

▲川沿いの迂回路を走る志段味巡回系統	▲少し広い箇所で対向車を待つ
▲慎重に大型車同士が離合する	▲迂回車両で混雑し市バス運行にも遅れが発生

▼もどる