高速度鉄道第1号線 東山線(高畑〜藤が丘間) ラインカラー:黄色
駅の概要 |
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中村公園駅は,昭和44年4月1日の東山線「中村公園〜名古屋」の開通時に開業した駅です.
昭和57年の高畑延伸までの13年間,東山線の西の終着駅として機能しました.
当時は駅の南側(岩塚方)に渡り線があり,折返し運転を行っていました.
駅構造は2面2線の相対式ホームです.
高畑からここまで北上してきた線路が,北東方向へ進路を変える曲線の中に駅があり,駅全体がカーブの中にあります.
地上では,中村公園(豊国神社)に続く参道と東西方向の幹線道路である県道68号名古屋津島線と交差しており,赤い大鳥居が目立ちます.
バスターミナルが併設されており,市西部や市南西部方面に向かうバス路線が多く発着することから,東山線の名古屋駅より西側では最も乗降客数の多い駅となっています.
将来構想として,桜通線が延伸され交差駅となる計画があります.
駅の管理は,平成28年4月より民間会社(縁エキスパート)に委託されています.

▲普通乗車券 |
駅名称 |
中村公園 |
駅番号 |
H04 |
略号 |
中公 |
建設時仮称 |
中村公園 |
開業 |
昭和44(1969)年4月1日 |
所在地 |
中村区豊国通一丁目 |
管轄 |
名古屋管区駅(委託駅) |
ホーム位置 |
深さ13.3m(地下駅) |
ホーム形状 |
相対式2面2線 |
ホームの大きさ |
5.0m×110m |
乗車人員 |
13,000人(R1年度) |
出入口数 |
6カ所 |
最寄バス停 |
中村公園 |
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 ▲H24スタンプラリー図柄 |
ホームは2面2線の相対式ホームです.
ホーム全体が曲線の中にあります.
昭和44年4月から昭和57年9月までは終点であり,岩塚方のシーサースで折返し運転を行なっていました.
高畑延伸に伴い,シーサースは撤去されています.
駅の画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
中村公園駅は,県道や豊国神社に続く参道が交差する場所にあります.
出入口は6カ所で,交差点側に4カ所,バスターミナル内に2カ所あります.
エレベーターはバスターミナル内にあります.
バスターミナルを併設しており,ここを起点とする市バス路線が乗入れます.名古屋駅・栄方面に続くバス(市バス,名鉄バス)はバスターミナル内には入らず,県道上に設けられた路上停を発着します.

▲中村公園駅 位置図 |

▲南北道路より望む 大鳥居とバスターミナル |

▲南北道路より望む バスターミナルを併設 |

▲バスターミナル内の6番出入口 EVもあり乗換利便性は高い |

▲東西道路より望む 交差点は五叉路 |

▲交差点側の出入口は民間ビルとの合築構造 |
地下2層構造の駅で,B1階はコンコース,B2階にホームがあります.
線路に合わせてホームやコンコース階も大きくカーブしています.
駅の両端に出入口がある一方で,民有地下に設ける駅の幅員を最小限とするため,駅中央部に改札外通路があり,方面(ホーム)によって改札を別に設ける特殊な構造の駅となっています(東山線本陣駅も同様の構造).
かつては数店舗のみの小さな地下街を併設していました. 現在は地下街跡地とは別に,駅構内店舗(ミニコンビニ)があります.

▲名古屋市交通局公式ウェブサイトより「駅構内図」CC-BY-SA (令和2年度時点) |

▲B1階コンコースの様子 両側に改札口がある 緩やかにカーブした駅構内 |

▲改札内から反対側改札口を望む |

▲藤が丘方面改札口(1番ホーム側) |

▲高畑方面改札口(2番ホーム側) |

▲改札口横 絵師によるホワイトボードアート |

▲駅長室とBT(5,6番出入口)に続く通路 |

▲右側のシャッターが旧商店街 |

▲駅構内店舗 |

▲駅構内の柱装飾(おもてなし武将隊) 秀吉ゆかりの豊国神社(中村公園)を案内 |

▲同左 |

▲1〜3番出入口通路 主要道路を横断する通路はアップダウン付き |

▲2〜3番出入口通路 |
ホームは2面2線の一般的な相対式ホームです.
大きなカーブの中にホームが設けられています.
利用の多い駅であり,ホーム幅員は比較的広めです.

▲B2階 相対式ホームの様子 ホーム全体がカーブしている |

▲利用の多い駅であり,ホームもやや広め |

▲反対線に列車停車中 |

▲駅カラーは中柱に合わせて橙色 |

▲中村公園駅駅名標 |

▲駅カラーは橙色 |
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