高速度鉄道第1号線 東山線(高畑〜藤が丘間) ラインカラー:黄色
駅の概要 |
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岩塚駅は,昭和57年9月21日の東山線「高畑〜中村公園」の開通時に開業した駅です.
後から建設された高畑駅から岩塚駅までは強制換気区間(通気口なし)で,ここから先の中村公園駅以降は自然換気区間(通気口あり)です.
駅構造は1面2線の一般的な島式ホームですが,中村公園方の上下線路間に保守基地があり,保守用車両が留置されています.
このうち渡り線部分は営業路線として機能しており,この渡り線を利用して当駅発着の列車が1本設定されています.
(終電の藤が丘発岩塚行きと,翌朝折返し岩塚発藤が丘行き)
地上では,東西方向の幹線道路である県道115号津島七宝名古屋線と名古屋高速道路5号万場線と交差しており,市西部方面に向かうバス路線との乗換駅としても機能しています.
駅業務は高畑駅と同じく,運転部門である東山線運転区が担当しています.

▲普通乗車券 |
駅名称 |
岩塚 |
駅番号 |
H03 |
略号 |
岩塚 |
建設時仮称 |
岩塚 |
開業 |
昭和57(1982)年9月21日 |
所在地 |
中村区岩塚町字向田 |
管轄 |
東山線運転区(直営駅) |
ホーム位置 |
深さ18.8m(地下駅) |
ホーム形状 |
島式1面2線 |
ホームの大きさ |
8.7m×110m |
乗車人員 |
8,861人(R1年度) |
出入口数 |
4カ所 |
最寄バス停 |
地下鉄岩塚 |
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 ▲H24スタンプラリー図柄 |
ホームは1面2線の島式ホームです.
中村公園方に渡り線と保守基地(2線)が設けられています.
岩塚行最終列車及び岩塚発始発列車が設定されており,1日1回のみ渡り線を使用します.
2番線は中村公園方にも発車できるようになっています.
夜間は1番線もしくは2番線に列車留置1本があります.
トンネル内の画像は東山線>線路配線図を参照.
駅の画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
岩塚駅は,県道や都市高速道路と交差しており自動車交通量が多く,市西部へ続くバス路線が発着しています.
出入口は4カ所で,交差点(岩塚駅前交差点)の4角にあります.
1番,3番出入口はコンビニ併設しており,2,4番出入口はビル併設となっています.
バス停は,市バスの「地下鉄岩塚」停のほか,名鉄バス「地下鉄岩塚」停,JR東海バス「岩塚駅前」停があります.

▲高速道路&主要県道と交差する 遠くに中村公園の大鳥居も見える |

▲交差点北東に位置する3番出入口 1番,3番出入口はコンビニ併設 |

▲1番出入口とすぐ横のEV |

▲県道に並ぶバス停(市バス,名鉄バス,JR東海バス) |
地下2層構造の駅で,B1階はコンコース,B2階にホームがあります.
地下鉄駅は白系のタイルが多い中,岩塚駅は床も側面も茶色系タイルで統一されているのが特徴です.
改札口や階段付近に居室や通路がなく,広々としています.

▲名古屋市交通局公式ウェブサイトより「駅構内図」CC-BY-SA (令和2年度時点) |

▲広いスペースのある岩塚駅改札口付近 |

▲券売機 |

▲改札外コンコースの様子 手前に駅長室あり |

▲改札内コンコースの様子 |
ホームは1面2線の一般的な島式ホームです.床は茶系色,柱も茶系色,壁面も薄い橙色です.
このため,後から整備されたホーム柵も駅全体の雰囲気に合わせて暖色系に塗られています.
高畑方面は2番線発のみですが,藤が丘方面は常時使用する1番線のほか始発のみ2番線発となる列車もあるため,2番線にはホームの両端に運転士用モニタが設置されています.

▲B2階 島式ホームの様子 駅全体が暖色で統一されている |

▲可動式ホーム柵も壁面色に合わせて着色 |

▲2番線は両方向発着に対応 |
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▲岩塚駅駅名標 |

▲駅カラーも赤茶色 |
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