高速度鉄道第1号線 東山線(高畑〜藤が丘間) ラインカラー:黄色
駅の概要 |
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中村日赤駅は,昭和44年4月1日の東山線「中村公園〜名古屋」の開通時に開業した駅です.
駅名は,名古屋第一赤十字病院(通称:中村日赤病院)に隣接することから命名されました.
駅構造は2面2線の相対式ホームです.
B1階のコンコースは上下線ホーム間で繋がっておらず,上下線それぞれに改札口があり,上下線ホーム間は線路下の連絡通路でつながっています.
駅の管理は,平成28年4月より民間会社(縁エキスパート)に委託されると共に,委託会社の事務所も1番出入口駅舎内に置かれています.

▲普通乗車券 |
駅名称 |
中村日赤 |
駅番号 |
H05 |
略号 |
日赤 |
建設時仮称 |
鳥居通 |
開業 |
昭和44(1969)年4月1日 |
所在地 |
中村区道下町三丁目 |
管轄 |
名古屋管区駅(委託駅) |
ホーム位置 |
深さ12.3m(地下駅) |
ホーム形状 |
相対式2面2線 |
ホームの大きさ |
3.5m×109m |
乗車人員 |
4,994人(R1年度) |
出入口数 |
2カ所 (連絡通路あり) |
最寄バス停 |
中村日赤病院 鳥居通三丁目 |
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 ▲H24スタンプラリー図柄 |
ホームは2面2線の相対式ホームです.
上下線でホームの位置がずれて設置されています.
連絡通路がホーム下にあるため,火災対策で上下線間は防火ガラスで仕切られています.
駅の画像 |
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駅周辺や駅構内の様子を紹介します.
中村日赤駅は,中村日赤病院に隣接した場所にあります.
出入口はホームから直接つながる2カ所で,道路をはさんで南北に1カ所ずつ設けられています.
北改札口は地上に設けられており,地下鉄駅では珍しく3階建ての地上駅舎となっています.
南改札口は地下B1階にあり,病院の敷地内に食い込む形で地上に出入口が設けられています.

▲中村日赤駅 地上の様子 南側は日赤病院,北側は住宅地 |

▲病院側(南側)に位置する2番出入口 改札口はB1階にある |

▲地下鉄駅では珍しい地上駅舎を持つ1番出入口 現在は委託会社の事務所が入居している |

▲路上に面した1番出入口(北改札口) 駅長室も駅舎1階にあり |

▲行先によって出入口を選択するよう促す看板 |
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地下3層構造の駅です.
北改札口側は,地上に駅舎と改札口があり,地下に下りる階段途中にトイレ,B1階に特に施設は無く,B2階の1番ホームに直接つながっています.
南改札口側は,B1階コンコースに改札口やトイレがあり,B2階の2番ホームに直接つながっています.
上下線ホーム間はB3階連絡通路で結ばれています.連絡通路は狭く階段のみのため,EVのみを使用する場合は地上出入口を選択する必要があります.
B1階の南改札口からは,日赤病院連絡通路に接続しています.

▲名古屋市交通局公式ウェブサイトより「駅構内図」CC-BY-SA (令和2年度時点) |

▲1番線(北改札)側コンコース階の様子 踊り場のみで特に設備なし 天井は緑色 |
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▲2番線側コンコース/南改札口の様子 天井は桃色に塗装されている |

▲南改札口の様子(改札外より) |

▲南改札口の様子(改札中より) 天井にはむき出しの配管 |

▲改札口の奥の隠れた場所にある構内店舗 |

▲コンコース直結の病院連絡通路 |

▲コンコースに掲出された案内図 |
B2階ホームは2面2線の相対式ホームです.
1番線と2番線でホームの位置がずれています.
1番線と2番線の間には,防火壁が設置されています.
1番線の天井は緑色に,2番線の天井は桃色に塗装されています.
ホーム間はB3階連絡通路で結ばれています.

▲B2階 相対式ホームの様子 防火壁で1,2番線が仕切られている |

▲方面によって天井色が異なる 1番ホーム側の天井は緑色塗装 |

▲出口階段付近の様子 2番ホーム側の天井は桃色塗装 |

▲B3階 ホーム下の連絡通路 |

▲連絡通路階段付近 |

▲階段付近の通路幅は狭く,かつて転落事故が多発 |

▲中村日赤駅名標 |

▲駅カラーは中柱の色と同じ |
画像ギャラリー |
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その他の画像を紹介します.
中村日赤駅は,B1階の南改札口コンコースにおいて日赤病院連絡通路に接続しています.
連絡地下道は昭和45年に開通しました.
その後,病院の全面改築事業に伴い6年間の閉鎖を経て,平成21年1月に病院西棟竣工と共に広く明る通路として再オープンしています.

▲昭和45年開通の地下道 入口の様子 (画像は現地下道のパネル展示より) |

▲昭和45年開通の地下道 暗く長い通路でした |

▲平成21年リニューアルした現地下道入口 |

▲広く明るい現地下道 右側はギャラリーとして利用 |
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