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 市バスの中古車が活躍している秋田県のバス事業者の情報です.

秋北バス 移籍車の概要(平成25年〜令和6年)

 秋北(しゅうほく)バス株式会社は,秋田県北部の路線バス事業者です.
 以前は国際興業グループ,現在は国際東北グループの一員です.

 秋北バスでは,平成25年(2013年)より,複数の元市バス車両が活躍しています.
 平成25年・27年移籍車両と,平成29年移籍車両,令和2年移籍車両,令和6年移籍車両に分けて紹介します.

車両サイズ 小型車 中型車 大型車
車台メーカー 三菱ふそう いすゞ 日野
車台型式 KC-MJ218F改 KK-LR233J1 KK-LR233J1改 PJ-KV234N1
製造年式 H10年式 H12年式 H14年式 H19年式
ステップ数 ツーステ ツーステ ノンステ ノンステ
H25(2013) 1台      
H26(2014)        
H27(2015) 1台      
H28(2016)        
H29(2017)   6台    
H30(2018)        
R元(2019)        
R2(2020)     7台以上  
R3(2021)        
R4(2022)        
R5(2023)        
R6(2024)       1台
合計 2台 6台 7台以上 1台

 

 

秋北バス移籍車(平成25年・平成27年)

 平成22年3月に廃車後,他事業者を経て移籍した車両を紹介します.

 三菱ふそう 小型ツーステップ KC-MJ218F改  2台

 平成10年式の三菱ふそう製の一般系統用小型ツーステップ車「エアロミディMJ 7m」が2台移籍しています.
 平成10年3月から平成22年3月まで名古屋市営バスとして地域巡回系統を中心に活躍した車両です.

 市バス廃車後は,2台とも平成22年9月に
宮城県加美町に移籍し住民バス(79条バス)として使用されていましたが,うち1台(元SF-5)が平成24年10月に住民バス運用を離脱,2度目の廃車となりました.その後秋北バスに再移籍し,平成25年10月に再登録されています.

 もう1台(元SF-4)も平成27年に住民バス運用を離脱し,元SF-5の後を追って秋北バスに再移籍し,3月に再登録されています.

 2台とも,秋北バスでは能代営業所に配置され,一般路線などで活躍しました.
 令和2年より,グループ会社の秋北タクシー能代営業所の所属となり,大久保岱線で運用されました.

 令和3年10月,大久保岱線の路線休止に伴い運用離脱(一時抹消)しています.

 
▼平成10年式 ふそうKC-MJ218F改
名市交時代 加美町時代 秋北バス移籍後
当初配置 登録番号 登録年月
SF-5→ 宮城200は653→ 能代(営) 秋田200か1024 平成25年10月
→秋北タクシー所属→R3年10月一時抹消
SF-4→ 宮城200は654→ 能代(営) 秋田200か1105 平成27年3月
→秋北タクシー所属→R3年10月一時抹消

 

 

 秋田200か1024 (元SF-5)

 元SF-5号車は,加美町住民バスを経て平成25年10月に秋北バスに再登録されました.
 登録番号「秋田200か1024」で,能代営業所の配置です.

 車体は国際興業グループの標準塗装に塗り替えられました.

 当初は能代市の巡回バスに使用されており,前面方向幕(小型字幕式)はそのまま活用し,側面方向幕は大型幕用の黒枠に小型幕が装着されていました.後部方向幕は残置のまま未使用です.
 平成27年より一般路線に活躍の場を移すとともに,側面方向幕が大型幕に更新されました.

 その後グループ会社の「秋北タクシー」能代営業所に配置変えとなり,車体表記も「秋北バス」から「秋北タクシー」に変更されました.


▲平成25年移籍の元SF-5(秋田200か1024)

▲国際興業カラーもよく似合う


▲後部より


▲平成27年より側面幕を大型化

 

 車内の座席配置とモケット,車内ステッカー類は名古屋時代のままです.
 前面方向幕蓋にはうっすらとSF-5の文字が残ります.
 横引きカーテンは秋北バス移籍時に撤去されました.


▲秋北バス 車内の様子(側面小型幕当時)

▲2度移籍しても車内に残るハッチー

 

 

 秋田200か1105 (元SF-4)

 元SF-4号車は,加美町住民バスを経て平成27年3月に秋北バスに再登録されました.
 登録番号「秋田200か1105」で,当初は能代営業所に配置されました.

 車体は,紅白が目立つ秋北バスオリジナル塗装です.

 一般路線を中心に活躍しており,前面方向幕(小型)と側面方向幕(大型)は字幕式のまま使用されています.
 後部方向幕は残置のまま未使用です.

 令和2年にグループ会社の「秋北タクシー」能代営業所に配置変えとなり,車体表記も「秋北バス」から「秋北タクシー」に変更されました.


▲平成27年移籍の元SF-4(秋田200か1105)
 画像は秋北バス時代

▲元SF-5と異なり「秋北バスカラー」となった
 画像は秋北バス時代


▲後部より
 画像は秋北バス時代
 

 

 車内の座席配置とモケット,車内ステッカー類は1024号車と同じく名古屋時代のままです.
 横引きカーテンも撤去済みです.


▲1105号車 車内の様子

▲車内ステッカーのハッチー図柄は無し

 

 

 

秋北バス移籍車(平成29年移籍)

 平成29年3月に移籍した車両を紹介します.

 いすゞ 中型ツーステップ KK-LR233J1  6台

 平成12年式のいすゞ製の一般系統用中型ツーステップ車「エルガミオ」が6台移籍しています.
 平成12年3月から平成29年3月まで名古屋市営バスとして17年間活躍した車両です.

 廃車後,秋北バスが6台を調達し,夏から冬にかけて順次整備されました.
 元MS-14号車は平成29年6月に,元MS-15号車は同年11月に,元MS-20号車は同年12月に再登録され,米内沢営業所に配置されました.
 元MS-17〜19号車の3両は同年12月に再登録され,花輪営業所に配置されました.

 
▼平成12年式 いすゞKK-LR233J1
名市交時代 秋北バス移籍後
当初配置 登録番号 登録年月
MS-14→ 米内沢(営) 秋田200か1273 平成29年6月
MS-15→ 米内沢(営) 秋田200か1301 平成29年11月
MS-19→ 花輪(営) 秋田200か1311 平成29年12月
MS-18→ 花輪(営) 秋田200か1312 平成29年12月
MS-17→ 花輪(営) 秋田200か1313 平成29年12月
MS-20→ 米内沢(営) 秋田200か1315 平成29年12月

 

 

 車両写真・車内写真

 車体は,6台共に紅白色の秋北バスオリジナル塗装に塗り替えられました.
 字幕式方向幕は,前・横・後ともにLED式に交換されました.


▲花輪営業所にて

▲鷹巣車庫にて


▲右:元MS14(秋田200か1273)


▲左:元MS15(秋田200か1301)


▲元MS19(秋田200か1311)
 


▲元MS18(秋田200か1312)


▲同左


▲元MS17(秋田200か1313)


▲同左


▲元MS20(秋田200か1315)


▲同左


▲左:流用された車止め(元を辿るとF-227)
 右:赤塗料の裏に眠る名市交ブルー
 

 

 車内は,座席配置や座席モケット,車内ステッカー類など,名古屋時代のものが多く使用されています.


▲車内の様子

▲車内の様子


▲運転席モケット張替え(1312号車)
 

 

 

 

秋北バス移籍車(令和2年移籍)

 令和2年に移籍した車両を紹介します.
 ※下記情報は最新状況ではない可能性,情報が間違っている可能性があります.

 いすゞ 中型ノンステップ KK-LR233J1改  7台以上

 平成14年式のいすゞ製の一般系統用中型ノンステップ車「エルガミオ」です.
 平成14年3月から令和2年1月まで名古屋市営バスとして18年間活躍した車両です.
 3年前(H29)に移籍した平成12年式車はツーステップ車ですが,形式名はほぼ同じ(KK-LR233J1)です.

 廃車後,秋北バスが10台を調達し,令和2年6月から12月にかけて7台が整備されました.
 3営業所に分散配置されています.

 残る3台の処遇は分かりませんが,再登録され次第,当ページに追記していきます.

 
▼平成14年式 いすゞKK-LR233J1改
名市交時代 秋北バス移籍後
当初配置 登録番号 登録年月
NMS-11→ 米内沢(営) 秋田200か1472 令和2年6月
NMS-5→ 大館(営) 秋田200か1478 令和2年8月
NMS-1→ 米内沢(営) 秋田200か1484 令和2年9月
NMS-7→ 米内沢(営) 秋田200か1488 令和2年10月
NMS-8→ 大館(営) 秋田200か1491 令和2年10月
NMS-19→ 花輪(営) 秋田200か1497 令和2年12月
NMS-2→ 花輪(営) 秋田200か1499 令和2年12月

 上記以外に現地にて目撃された車両.処遇不明.
  →NMS-9,NMS-18,NMS-20

 

 

 車両写真・車内写真

 車体は,紅白色の秋北バスオリジナル塗装に塗り替えられました.
 車両によって,紅白の塗り分け方法等に差異が見受けられます.
 (前面白帯の位置と太さ,車体上部赤帯の位置,前タイヤハウス後ろの赤曲線の形,前扉横の出口表記の位置)

 字幕式方向幕は,前・横・後ともにLED式に交換されました.


▲元NMS11(秋田200か1472)
 塗り分けAタイプ

▲同左


▲元NMS5(秋田200か1478)
 塗り分けBタイプ

 


▲元NMS8(秋田200か1491)
 塗り分けBタイプ


▲同左


▲元NMS19(秋田200か1497)
 塗り分けBタイプ


▲同左


▲元NMS2(秋田200か1499)
 塗り分けAタイプ
 【画像なし】
  元NMS1(秋田200か1484)
  塗り分けBタイプ
 
  元NMS7(秋田200か1488)
  塗り分けBタイプ

 

 車内は,座席配置や座席モケット,車内ステッカー類など,名古屋時代のものが多く使用されています.
 経年により,モケットはすり減っています.


▲車内の様子

▲車内の様子

 

 

 

秋北タクシー移籍車(令和6年移籍)

 令和6年に移籍した車両を紹介します.
 ※下記情報は最新状況ではない可能性,情報が間違っている可能性があります.

 日野 大型ノンステップ PJ-KV234N1  1台

 平成18年度(2006年度)式(平成19年1月初度登録)の日野製,大型ノンステップ車「ブルーリボン2」です.
 名古屋市バスとして17年間活躍しました.
 令和6年(2024年)2月までに廃車となった76台のうち,1台が秋北タクシーに移籍しました.

 
▼平成19年式 PJ-KV234N1
名市交時代 秋北タクシー移籍後
当初配置 登録番号 登録年月
NH-127→ 大館(営) 秋田200か1684 令和6年8月

 

 

 車両写真・車内写真

 大館能代空港と大館市内を約1時間で結ぶ空港リムジンバスとして運用されています.

 車体は,白色地に細い青帯が1本入った,リムジンバス専用車塗装となりました.
 中乗り・前降りです.

 詳細は調査中です.写真はありません.

 

 


 【お断り】
   当ページの所属表記は,調査当時の情報です.現在の車両配置とは異なる可能性があります.


 

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