市バスの中古車が活躍していた長野県のバス事業者の情報です．

草軽交通

　草軽交通は，長野県軽井沢町に本社を構える元東急グループの事業者です．
　乗合バスや貸切バスのほか，不動産業や別荘管理業も行っています．

　ここでは，平成29年に移籍した日野製中型車1台の元市バス車両が令和6年まで活躍していました．

	日野自動車　中型　KK-RR1JJGA　　1台

　平成12年式の日野自動車製の一般系統用中型ツーステップ車「レインボー」1台が移籍しました．
　名古屋市バスとして平成29年春まで活躍した後に，長野県へやってきました．
　草軽交通では平成29年(2017年)8月に再登録されています．

　移籍後はクリーム色をベースに赤系2色が斜めにデザインされたオリジナル塗装になりました．
　屋根周りには市バス時代そのままなのか青ラインが残ります．

　方向幕はLED式になりました．
　基本は前乗り前降りで運用されていますが，中扉も車いす用として開閉機能は残されていました．

　車内は，座席など，ほぼ名古屋時代のまま使用されていました．

　　名市交（元MH-34） →草軽交通（長野200か1608）車番2032

　草軽交通では長野原線を中心に7年間運用されました．
　令和6年(2024年)に廃車となり，同年8月に解体処分されています．

▲草軽交通　2032号車	▲後部より
▲2032号車　車内の様子

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