市バスの中古車が活躍している沖縄県のバス事業者の情報です.
(当ページは令和6年現在の情報です.)
宮古協栄バス(令和5年移籍) |
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宮古協栄バス合資会社は,沖縄県宮古列島のバス事業者です(本社宮古島市).
路線バスは,宮古島を中心に6路線を運行しています.
令和5年8月より,元市バス車両が再活躍しています.
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いすゞ 大型ノンステップ PJ-LV234N1 3台 |
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平成18年(2006年)1月式のいすゞ自動車製,大型ノンステップ車「エルガ」です.
名古屋市バスとして17年間活躍しました.
令和5年(2023年)3月までに廃車となった45台のうち,3台が宮古協栄バスに移籍しました.
名市交時代 |
宮古協栄バス移籍 |
元局番 |
登録番号 |
車体塗装 |
備 考 |
NS-37 |
沖縄227か146 |
濃いピンク色 |
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NS-54 |
沖縄227か147 |
名古屋市バスカラー →(塗替)濃いピンク色 |
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NS-75 |
沖縄227か148 |
濃いピンク色 |
R6.12 登録抹消 |
3台とも令和5年8月に再登録され,再活躍をはじめました.
146号車と148号車の車体塗装は,導入当初より全体が濃いピンク色の同社路線バス標準塗装となりました.
青色文字で「宮古協栄バス」と書かれているだけの,とてもシンプルで目立つデザインです.
147号車の車体塗装は,導入当初から令和6年末までは,塗り替えられることなく名古屋市営バスカラーのまま「市営」の文字を掲げて使用されました.
令和7年に146号車と同じく濃いピンク色に塗装変更されました.
行先表示器は,名古屋時代と同じアンバー色LED式で,前面・側面(前扉側)・後面の3ヶ所設置です.
電動ミラーも使用されています.

▲146号車 屋根までピンク色 |

▲146号車 |

▲147号車 市バスカラー(令和6年撮影) ※塗装変更後の画像はありません |

▲どこからどう見ても整備前の車両に見えますが,令和5〜6年はこの姿で活躍 |

▲148号車 ピンク色(IRアンテナ以外) |

▲148号車 |
車内は,座席配置,座席モケット,ステッカー類は名古屋時代のままです.
局番表示も残っています.
料金箱は宮古協栄バスのものに取り替えられました.
運賃表示器は設置されておらず,運賃表が掲出されています.
自動放送も撤去されており,運転士が肉声で停留所をアナウンスします.
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▲車内の様子(後方を望む) |

▲車内の様子(前方を望む) |
宮古協栄バスの路線バス車両は路線固定運用が主流です.
令和6年11月現在,
元名古屋市営の3台は,主に「9系統 みやこ下地島リゾート線」にて運用されていました.
(クルーズ船が寄港する際にはシャトルバスに起用されることもあり) ただし,エンジン不調で稼働率は芳しくなかったようです.

▲9系統 みやこ下地島リゾート線 宮古空港にて |

▲みやこ下地島空港停に停車中 |

▲全長3,540mの伊良部大橋を快走する |

▲平良市街地を走り抜ける |
令和6年12月,148号車はエンジン重故障のため,登録抹消されました.
令和7年に入り,147号車はピンク色に塗装変更されました.
令和7年2月現在,146号車は「9系統 みやこ下地島リゾート線」にて,新塗装147号車は「5系統 新里宮国線」等にて稼働中です.
その他画像 |
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その他,宮古島の画像を掲載します.

▲宮古島平良地区の上空より |

▲宮古空港内のバス車両 |

▲宮古神社 日本最南端の神社 |

▲パイナガマビーチ |

▲A&W前バス停 |

▲元うえのバス停バス停 |
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