市バスの中古車が活躍する宮城県南部のバス事業者の情報です.
宮城交通の中古車情報は 別ページ「宮城交通」をご覧下さい.
山正タクシー/宮城県丸森町民バス |
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有限会社山正タクシーは,宮城県伊具郡丸森町大内字町のタクシー事業者です.
バス車両も保有し,地元自治体のコミュニティバスの運行を受託しています.
丸森町民バスは,丸森町が運行するコミュニティ交通で,定期運行路線,委託タクシー,スクールバス混乗,デマンドタクシーがあります.平日路線のほか,休日路線もあります.
元は(有)山正タクシーのほか越後自動車(有)も運行を担っていましたが,越後自動車(有)の廃業に伴い,令和3年(2021年)11月より山正タクシーが各路線を担当しています.
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三菱ふそう ノンステップ小型 KK-MJ27HF 1台 |
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(有)山正タクシーが運行する丸森町民バス用の車両として,令和5年(2023年)より市バス中古車両が活躍しています.
車両は,平成15年11月式の三菱ふそう製「エアロミディMJノンステップバス(7m)」1台です.
名古屋市バスとして猪高営業所に所属し,地域巡回系統を中心に活躍しました.
コロナ禍の令和2年(2020年)12月に廃車となり,名古屋市交通局から健康福祉局に譲渡され,令和3年は名古屋市の 移動式PCR検体採取車として使用されました.令和3年12月には用途廃止となっています.
その後,中古車として市場流通し,(有)山正タクシーが購入し,令和5年(2023年)9月に再登録されました.
年 |
所有者 |
登録番号 |
車番 |
H15年〜R2年 |
名古屋市交通局 |
名古屋200か967 |
NSF-16 |
R3年 |
名古屋市健康福祉局 |
名古屋200さ4046 |
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R5年〜 |
(有)山正タクシー |
宮城200あ1367 |
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令和2年12月にPCR検体採取車として改造する際に,車内天井のつり革を全撤去しました.
これに伴い,乗車定員を立席含む37人から着席定員19人とし,車両総重量も8.9tから7.9tに減らして再登録したため,大型車扱いではなくなりました.
令和5年9月に山正タクシーが再登録する際も同じスペックとしており,ナンバープレートは大板(大型車両用)ではなく中板(普通車両用)を取り付けています.
車体塗装は,山正タクシーへの移籍後も,PCR検体採取車時代のカラーリングで使用されています.
(全面クリーム色塗装,上部のみ青帯残し)
行先表示器は,前面と側面のみ更新され白色LEDとなりました. 後面表示器は引き続きアンバー色LEDです.

▲元NSF-16 丸森町民バス大内線にて運用 |

▲同左 後部より |
車内はPCR検体採取車時代と同じくつり革が無いため,すっきりとした印象です.
当初は車内ステッカー類も残っていましたが,後に剥がされています.
座席モケットは名古屋時代のままです.
中扉は閉鎖されています.前乗り前降り式です.

▲車内の様子 つり革なし |

▲後部座席より望む NSF-16の文字が残る |

▲物理的に閉鎖された中扉 |
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画像ギャラリー |
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山正タクシー(宮城200あ1367)のその他画像を紹介します.
令和6年現在,主に丸森町民バス大内線で使用されています.

▲角田市に乗り入れる大内線 左手ドラックストアは元国鉄バス角田駅跡地 |

▲阿武隈急行丸森駅を発着する |

▲丸森駅を発車し大内に向かう |

▲大内線は平日3往復運行 |
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